日本酒

賀茂鶴酒造

青泉 純米吟醸生酒

広島県東広島市

早春にできあがった純米吟醸酒を、
しぼりたての風味活かしてそのまま瓶に。
すっきりとした爽やかな香りと、
ほんのり米の甘みを感じる生酒です。

  • 容量

    300mL

  • 原材料

    米、米こうじ (広島県産米100%を使用)

  • アルコール度数

    15 度

BUYご購入はこちら

TYPEタイプ

  • 酒造米

    国産米

    精米歩合58%

    <麹米>広島八反米
    <掛米>中生新千本
    広島県の中央部に広がる西条盆地は、県内屈指の穀倉地帯。良質な湧き水もあることから、酒造好適米が豊富に生産されています。

  • 酵母

    仕込み酵母

    KA-1-25

    低温発酵に優れ、華やかな吟醸香を生成。酸度が低く、まろやかなお酒をつくります。仕込み米を充分溶解しても完全に発酵させます。

  • 仕込水

    水源

    賀茂山系竜王山 地下水

    古代、湖であった西条盆地の地下には、その頃に堆 積した西条湖成層を持ちます。山に降った雨や雪はここを30年〜50年という時間をかけて盆地の地下にたどり着き、育まれ、磨かれ、この地の酒造りを支えています。

EXPEDITION 蔵元探訪

  • 醸華町(じょうかまち)と言わるほどの酒造りの郷、西条。

    西条湖成層で磨かれた良質で豊富な水。肥沃な盆地は広大な穀倉地帯。比較的温暖な瀬戸内気候でありながら、冬には雪が降るほどの寒暖差。
    いくつもの好条件が重なり、広島の西条は、江戸時代より日本酒醸造が営まれてきました。明治時代以降の技術革新によってさらに大きく成長し、兵庫の灘、京都の伏見と並ぶ「日本三大銘醸地」 の一つに数えられるに至っています。
  • 天下にその名を轟かす。
    純米酒のパイオニア、賀茂泉酒造。

    1912年(大正元年)創業。100年以上の歴史を持つも、酒処西条の中では比較的「新しい」と呼ばれる蔵元です。

    されど。醸造アルコールなどを添加した三増酒が主流だった昭和40年代初め、本来あるべき日本酒の姿である米と米麹だけで醸す純米酒造りに取り組んだ、純米醸造のパイオニアです。

    まだ特定名称酒の制度もなく”無添加酒”と呼んでいた当時、純米酒は正しい評価もなかなか得られず苦難の時代を過ごしました。けれども、賀茂泉酒造は当時としては画期的な精米歩合60%の、後に言う純米吟醸酒を発売し、全国にその名を広めたのでした。
  • 米生産者は美味い米を。
    蔵人は、旨い酒を。

    米に対して執念とも言える特別な想いをよせる賀茂泉酒造は、地域の米生産者に専用の酒米を栽培してもらう試みを行っています。純米酒の製造が米の消費に繋がり、それは米生産者の誇りになっていきます。

    こうして地域に根差し、時間をかけて育ててきた蔵はこれからも、「日本酒本来の姿」である純米酒を造りつづけていきます。

賀茂鶴酒造

広島県東広島市西条上市町2番4号
創業1912年(大正元年)

純米酒のパイオニアとして、全国15の蔵と共に「純米日本酒協会」を設立するなど、日本酒本来の姿の普及、啓蒙にも努めています。